化粧水には美白重視のものから保湿重視、さらにとろみのあるタイプからみずみずしくさっぱりしたタイプまでたくさんの種類のものが売られています。
化粧水を選ぶ時は自分の肌悩みや取り入れたい成分で選ぶことがほとんどだと思いますが、
- 取り入れたい成分や効果が複数ある場合
- 化粧水を混ぜるとどうなるのか
- 混ぜた化粧水を使ってもいいのか
というお悩みや疑問について解説します。
化粧水の使い方について気になっている方は参考にしてみてください。
化粧水混ぜて使ってもいいの?
化粧水はもともと他の化粧水と混ぜて使う目的で作られてはいません。
しかし、ブランドなどによっては混ぜてもよかったり、推奨されていなかったりとさまざまです。
化粧水を混ぜて使いたい時はブランドサイトを確認してから実施するのがいいかもしれません。
また、混ぜた化粧水を肌に乗せると使用感やテクスチャーが変わります。
そして、肌に馴染む前に次の化粧水を使用すると肌馴染みが悪くなるので馴染んだ後に使用するのがおすすめです。
シートマスクを使用した後に化粧水をプラスするのはアリ!
シートマスクの後に化粧水をプラスして使用するのは問題ないとされています。
注意点はシートマスクの水分が肌に馴染んでから化粧水を重ねることです。
また、シートマスクの種類によっては化粧水のあとに使用するものもありますので、確認してからの使用がおすすめです。
ミスト化粧水と併用する時はミスト化粧水を先に使用する
スプレータイプのミスト化粧水と他の化粧水を併用する場合は、ミスト化粧水を先に使用するのがおすすめです。
とろみのないタイプの化粧水だとどちらが先でも問題ありませんが、とろみのある化粧水のあとにミスト化粧水を乗せると馴染みにくいため、その場合はミスト化粧水を先に使用してください。
化粧水混ぜて使っても美容効果は上がらない
結論から言うと、化粧水を混ぜて使っても美容効果は上がりません。
化粧水は肌に水分を与えて潤し保湿することが目的なので、効果や成分の異なるもの同士を混ぜて使ってもあまり変化はありません。
美容効果を高める目的であれば、化粧水を混ぜるよりもそのあとに使う美容液の成分を重視して選んだ方が効果的と言えます。
参考:美的.com
化粧水を混ぜて使うメリット
美容クリニックでは混ぜて使うメリットが挙げられています。
異なる成分を含む化粧水を混ぜることで、各成分の相乗効果が期待できることもあります。
例えば、保湿成分が豊富な化粧水と美白成分が含まれた化粧水を混ぜることで、保湿しながら美白効果も得られる可能性があります。
異なるメーカーの化粧水を混ぜることによって、自分の肌の状態や季節に合わせたケアをカスタマイズすることができます。
参考:アラジン美容クリニック
上記の記事では化粧水を混ぜてカスタマイズすることを推奨していますが、混ぜることで成分が分離したり使用感が変わってしまう場合があります。
もし化粧水を混ぜて使用するのであれば、肌の状態を見ながら少しずつ混ぜて使うとトラブルはおきにくくなります。
化粧水を混ぜて使わない方が良いメリットがない理由
化粧水を混ぜて使わない方が良いメリットがない理由はこちら。
- 成分の相互作用による効果の低減
- 肌トラブルのリスク増加
- メーカーの推奨外の使い方
- 効果の不確実性
成分の相互作用による効果の低減
化粧水を混ぜて使わない方が良いメリットがない理由の一つとして、成分の相互作用による効果の低減が挙げられます。
違う成分が混ざることで、互いの効果が打ち消し合ってしまい期待される効果が減少する可能性があります。
化粧水の効果を実感するためには混ぜずにそのまま使用するのがいちばん効果的です。
肌トラブルのリスク増加
化粧水を混ぜることで異なった同士が成分が混ざり合いますよね。
成分が混ざり合うことで、予期しない化学反応が起きる可能性があり、それが肌トラブルの原因となることがあります。
特に敏感肌の方は予期せぬ肌トラブルが起こる可能性があるのであまりおすすめはできません。
メーカーの推奨外の使い方
化粧水はメーカー推奨の使い方がありますので、推奨の使い方通りに使用するのがいちばんです。
基本的に化粧水は、その製品の成分が最適に働くように設計されてるため、ほかの化粧水と混ざると本来の効果が発揮されないこともあります。
ほとんどのメーカーでは化粧水を混ぜて使うことを推奨していないので注意が必要です。
効果があまりない?むしろ減る?
化粧水を混ぜることで、どの成分がどのように作用するかを予測するのが難しくなり、本来の効果を得ることが難しくなります。
これにより、スキンケアの効果が不安定になる可能性があります。
スキンケアを選ぶ時には、なりたい肌や自身の肌質に合わせて選ぶと思いますが、効果が出にくくなってしまうとなると化粧水を混ぜて使うのはもったない気がします。
化粧水って混ぜて使ってもいいの?実際混ぜて使った感想
化粧水を混ぜて使ったことのある方の感想を紹介します。
- 化粧水どうし混ぜて使った感想
- 化粧水と乳液を混ぜて使った感想
- 化粧水とクリームを混ぜて使った感想
化粧水どうし混ぜて使った感想
混ぜる化粧水にもよりますが、分離することもあるようです。
私の体験談
私も実際化粧水2つを混ぜて使ってみました。
少しとろみのあるミノンの化粧水と化粧水らしい化粧水、IHADAのしっとりタイプ。
こちらを混ぜて使っても正直…1本で良くない?という感想でした。
ミノン×IHADAだけでなく、他の有効成分が多い化粧水どうしでも使用感や効果があまりないのなら1本で良くない???というのが正直な感想です。
乳液を混ぜて使った感想
乳液を混ぜて使った感想です。
こちらは乳液と化粧水を混ぜて使用した方の感想ですが、乳液と化粧水を混ぜた方が潤って時短になるといった感想です。
私も実際、化粧水と乳液一緒にまぜて使ってみました。
ハトムギ化粧水と敏感肌の乳液
次にハトムギ化粧水とこちらの敏感肌用の乳液。
- 手からこぼれる可能性がある
- 化粧水+ジェルベースのオールインワンを別々でつける方が効果ありそう
と感じました。
さっぱり系のオールインワンの方がいいかなと思いました。
また、時短ならサボリーノ系のパックの方が混ぜるよりも効率もよさそうかなと私は思いました。
夏の時期だとサラサラ引き締めタイプで1分でスキンケア完了はうれしいですね。
他にもメンズ用ですが、医薬部外品で乾燥もするけどテカリもすごい…という人は安価で使いやすく継続しやすいのでおすすめ。
ミノンの化粧水と乳液を混ぜて使った感想
正直に言います。別々で使った方が良いです。
- 混ぜる意味が感じられない
- 水ベースのオールインワンを使った方が時短
- 手でこぼれる可能性がある
やはりデメリットの方が多く有効成分もそこまで変わらないなら、別々で使ってもいいかな…と思いました。
私は、トゥヴェールのオールインワンクリームはジェルベースでセラミドやビタミンC誘導体が配合で肌に優しい!
肌に塗るとすっと水のようになじみやすく、化粧水と乳液をしっかり塗った感じがするので混ぜるならこっちがいいかなあ…
クリームと化粧水混ぜて使った感想
こちらは化粧水とクリームを混ぜて使った感想ですが、肌への浸透が変わって効果が変わってしまうといった感想です。
それぞれ実際にスキンケアを混ぜて使用された方の感想ですが、肌質によって使用感が異なるのですべての方におすすめの方法ではなさそうです。
化粧水を混ぜて使うよりも自分で化粧水を作った方が良い!
化粧水を混ぜて使うのはあまりおすすめはできませんが「トゥベール」というメーカーから手作りできる化粧水が販売されています。
トゥベールの原液シリーズは化粧水と専用パウダーを混ぜてオリジナルの化粧水が作れます。
手作り化粧品作るのって大変なんですね。
ですが、ビタミンCやプロテオグリカンなど肌悩みに合わせて数種類の中からパウダーをえらぶことができます。
化粧水を混ぜて自分好みのスキンケアを作るよりも化粧水を自分でカスタマイズして作る方が私はおすすめだと言えます。
化粧水って混ぜて使ってもいいの?実際混ぜて使った感想まとめ
化粧水を混ぜて使うことを推奨されていない商品の場合は、安全面を考えてそのまま使用するのが良いでしょう。
私も実際化粧水と混ぜて使いましたが、手からこぼれたり・化粧水や乳液・クリームの配分を間違えるとベタベタになってしまうので別々で使うことをおすすめします。
欲しい成分を化粧水でまとめて肌に与えるよりも、別々で使用した方が問題なく使用できます。
とくに敏感肌の方は安全面を考慮してあまりおすすめできませんのでとくに注意が必要です。