ナイアシンアミドは肌への刺激が少なく普通肌から敏感肌でも使用できるのですが、ナイアシンアミドで肌に合わないと言う人も。
なぜ肌に合わないのか?合わない人の特徴は?
私が実際ナイアシンアミドが肌に合わなかった…という体験談も合わせて掲載しました。
実はナイアシンアミドではなく違う原因があったりしたので、こちらはあくまで参考程度にして頂ければ幸いです。
実はナイアシンアミドと相性の悪い成分だったり、自分の肌に合わせて対処してみてくださいね。
ナイアシンアミドの役割をおさらい
ナイアシンアミドはそもそもどんな特徴があってどんな肌に効果が期待できるのでしょうか?
ナイアシンアミドとは
肉や魚、豆などに含まれるビタミンB3の一種で、別名「ニコチン酸アミド」とも呼ばれています。
参考:etatpur
効果
ナイアシンアミドの効果は5つ。
- シワ・たるみの予防
- 肌の色ムラ改善
- シミそばかすの予防
- セラミド合成効果
- 皮脂抑制効果
コラーゲン生成を促進する効果や黄ぐすみで悩んでいる人、メラノサイト抑制する効果もあります。
セラミド合成効果で肌あれ予防で悩んでいる人、皮脂を抑制してテカリも予防してくれます。
参考:エタピュール
ナイアシンアミドが合わない人の特徴
ナイアシンアミドが合わない人の特徴は、
- 敏感肌の人
- ニキビ肌の人
- ひどい乾燥肌の人
- ゆらいでいる時期
ナイアシンアミドが合わない人の特徴①敏感肌
ナイアシンアミドが合わない人の特徴が敏感肌の人は、ナイアシンアミドが刺激になってしまうこともあります。
また、スキンケアの成分の中にアルコール・ビタミンC誘導体・水溶性ビタミンC誘導体が入っている商品は特に注意が必要です。
一般的に肌に刺激を与える可能性がある以下の成分が含まれている化粧品は、敏感肌の方には避けることが望ましいです。
参考:SNOW FOX
- ①防腐剤
- ②アルコール
- ③合成香料・合成着色料
- ④鉱物油
- ⑤石油系界面活性剤
- ⑥シリコン
今使っているスキンケアの中に入っている場合は使用を避けましょう。
ビタミンC誘導体はナイアシンアミドと一緒に使うと刺激になる場合もあるので気をつけてください。
ナイアシンアミドが合わない人の特徴③ひどい乾燥肌
ひどい乾燥で皮ムケが出ている場合は、ナイアシンアミドが刺激になる場合があります。
高濃度のナイアシンアミドを使うと肌に合わないことも。
ナイアシンアミドが合わない人の特徴④肌がゆらいでいる時期
肌がゆらいでいる時期にプラスしてナイアシンアミドを使うと肌が敏感になって刺激になってしまう可能性があります。
肌がゆらいでいる時期は、「セラミド」「アミノ酸」などの肌に優しい成分を中心に取り入れるのがおすすめです。
ゆらぎ肌に使いたいスキンケアはこちら。
ナイアシンアミドが合わない原因
ナイアシンアミドが合わない原因はこちら。
- ナイアシンアミドの濃度が高い
- 有効成分を重ねすぎ
- ニキビ
- 毛穴詰まり
- 肌の赤み
- 他に合わない成分が配合されている
- ホルモンバランスの変化
シカクリームが肌に合わない体験やシカクリームでニキビが悪化した体験談でもお話したように、肌に合わない時は肌に異常が出たらもったいないけど使用を中止することをオススメします。
ナイアシンアミドが合わない原因①濃度が高い
ナイアシンアミドの濃度が高い製品を使用すると、一部の人には刺激が強すぎる可能性があります。
高濃度のナイアシンアミドは、皮膚の赤み、かゆみ、ピリピリ感、または乾燥を引き起こすことがあり、これらはナイアシンアミドが合わない典型的なサインです。
対処法①低濃度から使う
皮膚の敏感度は個人差が大きいため、特に敏感肌の方やナイアシンアミドを初めて使用する方は、低濃度から始めて徐々に濃度を上げて使用しましょう。
対処法②パッチテストをする
また、使用する際には少量でパッチテストを行い、皮膚が適切に反応するかを確認することが大切です。
製品によっては、ナイアシンアミドの濃度が明記されていないこともあるため、購入前に成分リストを確認することが重要です。
ナイアシンアミドが合わない原因②有効成分を塗りすぎ
アメリカのウィメンズヘルスでは、
肌にとって効果的な成分も多すぎれば逆効果。強力な成分を何層も重ねないよう注意して。
グリコール酸配合の洗顔料を使ったあとにグリコール酸配合のクリームを塗れば、「間違いなく肌が炎症を起こします」とリビー博士。
参考:Women’s Health
対処法:有効成分を絞る
不安な人は、有効成分が1回のスキンケアで1つまでにしておくことをおすすめしていました。
ナイアシンアミドが合わない③ニキビが増えた悪化した
ナイアシンアミドは通常、肌のバリア機能を強化し、色素沈着を減少させ、皮脂の分泌を調節することにより、ニキビを予防し改善することが期待できます。
しかし、すべての人の肌がナイアシンアミドを同じように受け入れるわけではありません。
- 敏感肌の人
- 他の化粧品との組み合わせで油分が多くなってしまった
特に敏感肌は、ナイアシンアミドを含む製品に初めて触れる人々は、使用を開始した直後にニキビが悪化することがあります。
他の化粧品との組み合わせで油分が多くなってしまいニキビが悪化するケースもあるので一概にナイアシンアミドのせいにしづらい部分があります。
対処法①使用を中止する
つい赤みが出てももったいないからと使い続けることってありますよね?
ですが、ニキビが悪化するケースもありますので使用を中止してください。
その上でニキビケア・敏感肌用のスキンケアに切り替えることが大切です。
対処法②ニキビケア・敏感肌用のスキンケアを使う
ニキビケアと敏感肌用のスキンケアでおすすめなのが、NOVのニキビケアトライアルセット。
敏感肌でもニキビがケアできて皮膚科でもおすすめしているのが信頼できるポイントです。
1週間使って肌を整えてからいつものスキンケアに戻ることで、肌のサイクルを正常に整えることができます。
ナイアシンアミドが合わない④毛穴詰まり
ナイアシンアミドの使用によって毛穴詰まりが発生することがあります。
これは、ナイアシンアミドが肌の乾燥を引き起こし、その結果、皮脂が過剰に分泌されて毛穴を詰まらせる可能性があるためです。
毛穴詰まりは、乾燥、ホルモンバランスの変化、生活習慣の乱れなど、複数の要因によっても引き起こされるため、ナイアシンアミドの使用と直接関連づけることは難しい場合もあります。
ナイアシンアミドが合わない⑤好転反応が出たら使用中止
ナイアシンアミドが合わなくて好転反応のような赤みやヒリヒリが出た場合。
好転反応は基本的にレチノールA反応以外は基本的に肌に合わないのが原因です。
皮膚科医の友利先生が言うには、商品や症状にもよるがアレルギー反応の可能性もあるとのこと。
対処法:使用を中止する
赤みやヒリヒリが出た場合は、使用を中止しましょう。
ひどい場合は、皮膚科を受診しないと悪化するケースがあるので注意してくださいね。
ナイアシンアミドが合わない原因⑥他に合わない成分がある
実は他に合わない成分を使っている可能性があります。
敏感肌の人は、ビタミンC誘導体が刺激になって肌荒れが悪化してしまったケース。
また、一般的にはレチノールと一緒に使っている人は、レチノールの刺激が強くて好転反応A反応が出ているケースもあります。
対処法:原因をさぐって合わない成分を使わない
- ナイアシンアミドがそもそも肌に合わないのか
- ナイアシンアミドと相性の悪い成分を使っている
- レチノールを使っている場合は使用を中止するか濃度の低いものを使用する
新しいスキンケアを使ってから肌荒れがとまらないと言う人は、どんな成分が自分に合わないのか原因を探ってみるのも一つです。
ナイアシンアミドが合わない原因⑦ホルモンバランスの変化
ホルモンバランスの変化によって、急に肌の調子が悪くなったり合わない成分があったりすることもあります。
こちらも無理に使用するのではなく、使用を中止して様子を見ることをおすすめします。
対処法①使用をやめて肌の様子を見る
使用するのをやめて肌の調子をみましょう。
赤みやヒリヒリなど肌荒れの状態に合わせて皮膚科を受診することをオススメします。
対処法②敏感肌用のスキンケアを使って様子をみる
私の体験談でもお話したように敏感肌用のスキンケア(NOV)を使って肌の調子を取り戻すことが重要です。
皮膚科でもおすすめしているスキンケアなので、安心して使えます。
日中の美容液(SPF30)が入っていてあまり外出しない人はこれを塗って一日紫外線ケアできる優れもの。
公式で購入するとサンプルや三面鏡手鏡などプレゼントも初回だけもらえます。
私がナイアシンアミドを使って肌に合わなかった体験談
私がナイアシンアミドを使って肌に合わなかった体験談をお話します。
ナイアシンアミドを使ってニキビ増えた・肌に赤みが出てヒリヒリしたケース。
私なりに考えた原因は2つで対処したら肌が落ち着いたのでお話しておきます。
あくまでも一つの事例と考えてくださいね。
ナイアシンアミドが肌に合わなかった私の原因
- 他のスキンケアで油分が多かったためニキビが増えた
- ナイアシンアミド以外の他の成分が合わなかった
- 韓国製のスキンケアが合わなかった
- 妊娠中~産後は肌が敏感だったため
私の場合は、濃度よりも海外製のスキンケアが肌に合わないのが原因で赤み・ヒリヒリ感がすごかったです。
また、乾燥肌であり皮脂が出やすいインナードライ肌なので、油分を多く肌に残すとニキビの原因になったと考えました。
実際、ナイアシンアミド低濃度から試していくとそこまで肌トラブルは起きなかったです。
驚いたのが、妊娠中や産後は思っている以上に肌が敏感で新しい商品を試すとすぐに肌荒れをしたので敏感肌用スキンケアトライアルセットをちまちま使っていました。
私なりの対処法
あくまで私の対処法なので、参考程度に見て下さい。
また、ニキビや肌の赤みやヒリヒリ感がとまらない人は皮膚科に行くことをおすすめします。
日中ワセリンのみで過ごす
赤みやヒリヒリ感が出た時で仕事も休めなかった場合は、白色ワセリンを薄く塗って生活していました。
ひどい乾燥している部分に塗ったりといろいろと重宝します。
厚塗りすると毛穴詰まりするので薄く塗って普通の日は敏感肌用スキンケアトライアルセットにある日中用日焼け止めで過ごしていました。
日焼け止めはすぐなくなるのでこちらを使用。
お湯で落ちるので石けんを使う必要がないからです。
敏感肌用のスキンケアで過ごす
夜は敏感肌用のスキンケアを使って乾燥がさらにきになるので上から白色ワセリンを塗ってました。
白色ワセリンだけでもいいのですが、ひどいインナードライ肌なのでワセリンだけだと乾燥がとまらないため上からワセリンを塗っていました。
ヒリヒリ感や赤みがそこまで目立たない肌荒れの場合は白色ワセリンを塗ると油分過多なので状況に応じて使っていました。
ひどい時は皮膚科で処方
ヒリヒリ感赤みが数日で改善しなかった場合は皮膚科で薬を処方してもらいました。
たまに皮膚科の薬も肌が悪化したケースがあるので薄く塗って様子を見て肌の状態に合わせていました。
落ち着いたら以前使っていたスキンケアに戻す
だいたい早いと1週間少し、遅いと3週間くらいで以前の肌に戻ってきたら、妊娠中は敏感肌用のスキンケアを使っていました。
それ以外の場合は、以前のスキンケアに戻しました。
NOVもいいんですが、4000円でお高め。
敏感だった時に唯一使えたスキンケアだったので肌トラブルがあった時にトライアルセットで使う方がいいかな…と思います。
私が使っていたスキンケアは、トゥヴェールのスキンケアです。
高濃度ですが、こちらは妊娠中でも肌荒れせずに今でも愛用しています。
Amazonよりも楽天がお得なので楽天でセットを購入していました。
楽天のセールを上手く使って、購入するとポイントもつくのでおすすめ。
ナイアシンアミドと併用不可な成分|間違った使い方
ナイアシンアミドと併用不可の成分があるのをご存知でしょうか?
- ビタミンC誘導体
- L-アスコルピン酸(水溶性ビタミンC誘導体)
- エチル化Lーアスコルピン酸(ビタミンC)
ビタミンC誘導体って結構使っている人多いんじゃない?と思いますよね。
知らない成分もあるかと思いますが、基本的にビタミンC誘導体と思って大丈夫です。
スキンケアコスメを選ぶ基準
スキンケアやコスメを選ぶ時の基準は、
- 敏感肌はビタミンC誘導体の入っているスキンケア・コスメは選ばない
- 特に海外製のビタミンC誘導体で高濃度のものは気をつける
特に!私のように海外製のビタミンC誘導体の濃度は海外の人向けに作られた商品ですので肌荒れしやすいです。(あくまで体験談ですが)
敏感肌は併用すると、炎症・ひりつき・乾燥を引き起こすこともあるので、ナイアシンアミドを使う場合はビタミンC系のスキンケア商品は使わないようにしましょう。
一方で、
ビタミンCの場合も同様で、「ナイアシンアミド→ビタミンCの順番」がおすすめです。
ビタミンCより先に使うことで、ビタミンC独特の肌刺激を抑える効果も期待できます。
このように化粧品によっても併用することで相乗効果があれば、順番が違うとせっかくの成分の浸透を阻止してしまうこともあります。
参考:ONE COSME
敏感肌の場合は、相性が悪い場合があるので気をつけましょう。
ナイアシンアミドが合わない時どんな成分がおすすめ?
ナイアシンアミドが合わないと感じた時に使いたい成分はこちら。
- セラミド
- ヒアルロン酸
- アミノ酸
セラミドは、敏感肌向けの化粧品はセラミド配合している商品が多いくらい。皮膚の内部を守るバリア機能があります。
ヒアルロン酸は、保護膜を形成することが知られていてデリケートな肌との相性も良い。
アミノ酸は、肌の角質を構成する成分の40%がアミノ酸。肌の角質の構成を手伝ってくれる成分です。
ナイアシンアミドが合わない人の間違った使い方まとめ
ナイアシンアミドが合わない人の特徴や原因についてまとめました。
実はナイアシンアミドが原因ではなくて、他のことが要因だったりすることもありますので、一概にナイアシンアミドが悪い…とは言い切れません。
自分に合った対処法で、毎日のスキンケアがより良いものになりますように。