学費を払えない親はクズ?大学や高校・専門学校はどこまでサポートすべき?

2023年3月10日

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学費を払えない親はクズ?大学や高校・専門学校はどこまでサポートすべき?

2023年3月10日

学費を払えない親はクズ?大学や高校・専門学校はサポートすべき?

親が学費を払えないから、奨学金制度を利用する…。

そもそも、学費を払えない親はクズなの?

学費を払えないと子供は苦労するから産むべきではないのかな?

学費や生活費で圧迫していて払えない…親としてクズなのか?

学費を払えないし、子供にはお金で苦労させたくない。でも子供は産みたい、この考え方はクズな考えなのかな…。

別の家庭では、奨学金制度を使わず子供の大学費用や高校費用を出しているのに私の家庭は子供にお金のことで苦労させている…親としてクズなのか?

そんな学費を払えない親はクズなのか?という話について分析してみました。

学費を払えない親はクズ?

学費を払えない親はクズなのか?

高校や専門学校・大学の学費を払えないので奨学金を借りたりしますよね。

親がしっかりと用意すべきと考える人もいますが、学費を払えない親がクズだとは言い切れません。

学費を払えない親がクズだとは言い切れない理由

学費は高額になるため、一般的には親が支払うことが期待されますが、家庭事情や環境によっては、支払いが厳しい場合もあるからです。

  • 単純に収入が少ない
  • 片親で下の子供がいる

こういった理由から学費を払えない親がクズとは言い切れないからです。

親が学費を払えない場合には、子供自身が奨学金やバイトなどで工夫することもできます。

親が学費を払えないという状況は、様々な背景があるため、決して一方的にクズと断定することはできません。

学費を払えない親がクズと思う意見

学費を払えない親がクズだという意見を分析してみました。

子供の進路や教育に対して真摯に取り組む親が多くいる一方で、一部の親は学費を払わないことで子供の教育機会を奪っている場合もあります。

周りと比較して自分だけ就職後も奨学金の返済に追われるのが辛いと感じてしまい、学費を払えない親はクズと思ってしまう子供もいます。

親が尽力しても支払いができない場合には、子供自身が進路を考え直す必要があるかもしれません。

それによって子供の将来の幅を狭めてしまうことがあるので学費を払えない親がクズと感じてしまう意見が一定数いるのかもしれません。

学費を払えない親がクズと感じる家庭環境

学費を払えない親がクズと感じる家庭環境について分析してみました。

  • 兄弟の1人にはお金をかけて自分には費用を出してくれない
  • 高収入にも関わらず大学費用を出してくれない
  • 進学させたくない親の気持ちの押し付け

家庭環境によって様々な事情はありますが、一言でまとめると毒親の場合学費を支払ってくれないと言ったことが多いです。

学費を払えない親の気持ち

学費を払えない親はクズかというと、そういうわけではありません。

学費を払えない親の気持ちには、悩みや不安があるからです。

子供たちが将来に向けてしっかりとした教育を受けさせたい思い高い学費に苦しんでいる現実とのギャップに苦しんでいるからです。

親としては、子供たちには選択肢を与えたいと思いがあります。

一方で、学費が払えずに子供たちに妥協を強いることになると、親としての自信や自己価値感にも影響を与えることがあるのです。

学費を払えない親がクズ?子供に原因はあるの?

学費を払えない親はクズなのか?

子供には原因があるのかどうか?

それは、親が払わないと決めた原因が子供が学業に集中せず遊んでいたり学校に行かない場合など、

親が子供に払う意味がないと判断した場合、学費を払いたくないと感じる場合もあるでしょう。

一方的に親が学費を払わないのが、子供に払いたくない原因があるのかもしれません。

学費を払えない親がクズだったら子供は産むべきではないの?

学費を払えない親がクズだったら子供は産むべきではないの?

子供を産むかどうかは個人の判断や価値観になりますが、経済的な理由だけで決めることはできないのが現状です。

大学までの子供の費用は払えないかも・・・と子供が欲しいのにあきらめる必要はないでしょう。

奨学金制度もありますし、親ガチャと言われる時代でSNSでは様々なことが言われていますが、鵜呑みにする必要はありません。

あくまで自分や旦那・妻との話し合いのうえで最終的な判断が必要です。

もし、子供を産むかどうか迷った場合は将来を見据えた上での決断しましょう。

学費を払えない親がいる時の大学や高校・専門学校のサポート

親が学費を払えない場合、高校・専門学校・大学のサポートについてまとめました。

高校生がもらえる奨学金

学費を払えない親がいる場合や学費を払わない親が万が一いた場合、次のような奨学金制度を活用することができます。

こちらは、国から補助を受けて都道府県が実施するものや文部科学省による返済不要の支援金があります。

就学支援金は、年収約900万以下の家庭が対象で高校入学時に高校の案内に従って申請します。

高校生等奨学給付金は国から補助を受けて都道府県が実施する返済不要の給付金です。

国公立・私立に関係なく低所得者が対象の給付金になります。

 

お問い合わせ先はこちら。

また、公的な奨学金についてもご紹介します。

基本的に貸与型の奨学金になります。

都道府県ごと申請窓口があるので知りたい方は、問い合わせ先はこちらから調べてみてください。

大学生がもらえる奨学金

大学生がもらえる奨学金について調べてみました。

多くの学生が利用するのが、日本学生支援機構(JASSO)の奨学金

貸与型の奨学金で、無利子と有利子があります。

4月以降に振り込まれるので、入学前の支払いが必要な入学金・半年分の授業料については奨学金を頼れないので注意が必要です。

もし、入学前の支払いを奨学金で頼りたい場合は、株式会社日本政策金融公庫(国の教育ローン)があります。

公益財団法人日本教育公務員弘済会も貸与型の奨学金です。

全国の都道府県に窓口があるので気になる方はこちらからご覧ください。(お問合せ先はこちら)

他にも大学独自の奨学金制度があります。

条件を満たした学生が対象になるので大学に問い合わせてみましょう。

学費を払えない親はクズ?大学や高校・専門学校はサポートすべき?まとめ

学費を払えない親はクズなのか?についてまとめてみました。

毒親をのぞけば、お金のことで苦労させたくないと感じる親もいます。

親としてはお金のことで苦労させたくないし、他の家庭では奨学金制度を使わずに大学生活を謳歌していると自分を責めてしまう親や落ち込んでいる子供もいるかもしれません。

学費が払えないからといってクズではなく、子供への愛情や正しい方向に導いていけば良いのではないか?と思います。

実際に大学生一人暮らしで親の仕送りなしで生活した人もいるので参考にしてみてくださいね。

関連:大学生一人暮らしで親の仕送りなしだときつい?実際に過ごした人に聞いてみた