職業訓練で受かりやすい人の特徴や年齢には制限があるの?
職業訓練で筆記試験の対応や面接で受かりやすいポイントを知りたい!
面接官が見ているポイントと20代・30代・40代・50代でも年齢に関係なく受かりやすくする方法をご紹介していきます。
面接でPRする点は、就職活動と自分がコースを受ける上で勉強してきたことが重要です。
Udemyは、オンラインでプログラミングからWebデザイン・IT知識まで幅広いオンライン授業を受けることができます。
自分の受けるコースがどんなコースなのかだけでもUdemyで触れておくと面接でのアピールにつながるので勉強しておくことをおすすめします。
職業訓練に受かりやすい年齢は?
職業訓練に受かりやすい年齢は受講するコースのよります。
就職する意思があるかどうかで採用側が見極めることが多いのが現状です。
職業訓練校が民間の場合、就職率という実績を重視されるため若い年齢層でやる気のある人が採用されやすいです。
どの訓練校も就職する気がある人を最優先しますので、若い方が有利ではありますが、やる気を面接でアピールできれば40代・50代でも受かりやすい年齢と言えます。
職業訓練に通った実際の年齢の割合
実際、訓練校に通った周りの年齢層は次の通りです。
- 20代~30代前半:8名くらい
- 30代後半~40代:6名くらい
- 40代~50代:2名
40代~50代が厳しいという年齢に限らず、ポイントは就職する気があるかどうかがポイントです。
不合格の人の面接を聞いたわけではありませんが、合格した人の共通点を分析みました。
- 就職に対して前向き
- 協調性がある(問題を起こさない人かどうか)
- 受講するコースに対して勉強する意思がある
他の訓練校の人にもおききしたのですが、その訓練に関わる仕事をしてきた人を落とす学校もあるそうです。
私の受講する学校では就職率が一番に重視され、その次に先生や周りの人に迷惑をかけないか(協調性があるか)を見ていました。
実際にWebデザイナーやプログラマーとして働いていた人もいましたが、全くの未経験の人の割合が多かったです。
合格した年齢層
職業訓練校に合格した年齢層については、20代から50代まで様々な年齢の方がいました。
特に20代から30前半が多く、次に30代後半40代、50代でした。
受かりやすい年齢層は、20代~30代が多そうですが、就職する気さえあれば40代や50代でも挑戦は可能です。
合格した人の共通点
私の学校では、職業訓練の選考面接を受ける前から就職活動しているかどうかを優先して合格を出していたと思われます。
なぜなら、実際に合格して入学前に2人が就職し退校したからです。
(学校の就職率の基準も非常に厳しかったみたいです。)
合格した年齢別でアピールポイントは以下の通りです。
- 20代の場合は、熱意ややる気。
- 30代は、経験や職歴からどうして受講したコースを受けようと思ったきっかけをつなげれるか。
- 40代以降は、訓練を受ける理由が経験や職歴から就職につなげることができるかどうか。
年齢によってそれぞれ合格アピールする強みは違いますが、いかに差別化して自分の強みを伝えられるかがカギになります。
職業訓練で資格を隠す方が受かりやすい?
職業訓練で今持っている資格があるけど、
- 不利になるかもしれないから隠すのはOK?
- 資格を持っていると職業訓練の試験に影響はでるの?
結論、資格を隠す必要はなく、試験の合否には影響はありません!
職業訓練は自分の学びたい就職をお手伝いする学校なので、今持っている資格で就職を目指さなければいけないということはありません。
職業訓練で学ぶ上で就職活動をしていると前の就職の方がお給料いいしそっちで頑張ろうかな~というのでも問題はありません。
職業訓練に受かりやすい時期
職業訓練は受講するコース、場所、受講する時期によって倍率が多く変動します。
倍率が高くなる要因
- ボーナスをもらってから退職して職業訓練を受講する人
- 年度末まで働く人(4月から職業訓練を受講する人)
1月・4月・9月は全体的に受講数は他の月に比べて増加傾向にあります。
どうしても受講したいコースがあれば、開始時期が次の月もある見込みがあれば時期をずらすのも一つです。
ですが、定員割れの場合でも適さない人物であれば不合格になる恐れもあるので注意が必要です。
職業訓練を受かるにはコツがいる
まず、職業訓練で合格する上で重視されているのが3つ。
- ジョブカード
- 筆記試験
- 面接
優先順位だと、一番が面接、次にジョブカードでした。
ジョブカード
ジョブカード(キャリアプランシート)の提出は、ハローワークと職業訓練校の合否の結果にも影響します。
なのでしっかり記載しましょう。
ジョブカードとは
簡単にまとめると、職務経歴書のようなものです。
実際のジョブカードはこちら。
ジョブカードはこういった自己分析や就職の職種の希望や働き方について記載されたカードになります。
職業訓練の能力を身に付けて、どんな仕事でどんな働くイメージを明確にしているのか具体的になっているかが評価されるポイントなので、しっかりと書いておきましょう。
- 前職のキャリアと棚卸し
- 自分の強みや価値観
- これからの職業生活の設計
これからどんな仕事に就きたいか、その仕事に就くためにどんなことをすべきかなどを具体的に書いておくとよいでしょう。
ジョブカードで職業訓練に受かるコツ
文章が少なすぎても、ハローワークの人からもう少し書いてくださいと言われることもあるそうです。
書く上でポイントはこちら。
- 仕事として受講したいと思っている内容かどうか
- 就職する将来設計が具体的に書けているかどうか
- 受講するコースと関連性があるかどうか
合格のコツはしっかり文章であなたの熱意を伝えること。
未経験の人も今までの仕事と関係のない職種から受講する人もしっかりと職業訓練に受講したい熱意を伝えてください。
職業訓練に受かりやすくする筆記対策
実際どんな問題が出てきたか。これは受講するコースによって変わってくる場合があります。
私の場合はプログラマー・Webデザイナーを目指すコースに応募。どんな問題が出てきたかというと、
- 中学程度の問題
- PCの基礎知識
事前には勉強はしていませんでしたが、自信のない人は事前に軽くおさらいしておきましょう。
パソコンの基礎知識
職業訓練で専門職のコースを選ぶ場合は、筆記試験でパソコンの基礎知識がありました。
Webデザイナー・プログラマーの場合
Webデザイナーやプログラマーの場合は次のような問題が出ました。
- OSやファイルや周辺知識
- CPUやHDDのハードウェア部分の仕組み
また、デザイン関係はデザインに関する問題が出る場合があります。
学校オリジナルで問題集を作っている場合もあります。
傾向を教えてもらえたり、受講したい気持ちをアピールすると加点対象になることもあるそうです。
※訓練校によります。
筆記試験の見ているポイント
PCの基礎知識に関しては、点数は加点式でした。
分からない問題が出てきても、空欄のままにせず記述することをおすすめします。
職業訓練で受かりやすい面接の質疑応答とは
職業訓練で面接に受かりやすい質疑応答のポイントをご紹介します。
- 就職したいという強いアピール
- 訓練コースを受けてどんな仕事に就きたいかが明確
- 卒業後希望の仕事につけなくても就職優先で考えている
基本的にポイントが高いのは、就職したいというアピールが強い人が合格しやすい人が合格傾向にあるようです。
面接官が見ているポイント
- 面接期間内・早期に就職できそうか
- 周りとのコミュニケーション能力に問題はないか
- 希望の職種と受講する職業訓練がマッチしているか
- 興味を持って受講するコースを勉強しているか
- 受講内容に不満がないか
訓練校は就職するための学校なのでその理解があるかの念押しの質問や同意できますか?というお話がありました。
友人や知人の職業訓練の全体の傾向として、3つを押さえることが合格の基準なのかなと思います。
- あくまで就職することが目標だということを理解しているかどうか。
- 受けるコースのミスマッチがないか
- 先生や同じ受講する子とうまくやっていけるか
上記を踏まえて、しっかりと意思を面接官に伝えることが大切です。
面接で質問されたこと
実際に面接で質問されたこと4つはこちら。
- 職歴と自己PR
- 訓練コースを受講する理由
- 独学で勉強したか
- 卒業後はどんな仕事に就きたいか
独学の勉強内容とどうしてつまづいてしまったのか具体的に質問されました。
仕事については、職業訓練のコースではない仕事も視野にいれていますか?という質問もありました。
実際に答えた内容
- 独学でエラーでつまづいた内容を完結に答えた
- 就職優先なので、見つからない場合は職業訓練以外の仕事も視野に入れていると答えた
一番ポイントが高かったのは、就職を目的にしているところが高く評価してもらったのかなと思います。
ただし、学校によって基準はまちまちなので面接が完璧と言っても落とされるケースもあれば、職業訓練の面接がボロボロでも合格するケースもあります。
職業訓練で採用担当に聞いた最も重視している点は3つ
実際、先生と仲良くなったので、聞いてみました。
私の学校では3つが最重要ポイントでした。
- 受講するコースに関わらず早期に就職できるかどうか
- 周りとのコミュニケーションやトラブルが起きない人材かどうか
- 趣味レベルではないか
学校によって採用基準が前後したり、他にも重視されているポイントが違います。
就職に関しては、受講したコース関係なく就職率に目を向けていた印象でした。
趣味レベルかというのは、就職を考えていないかどうかを基準にしていると考えています。
不合格・落とした例
- 訓練内容を把握していない人
- プログラマー・WebデザイナーコースでPCの知識が乏しい人
- 事務系の場合、あきらかについていくのが厳しい人
- 趣味レベルなのか仕事として役立てたいのかあいまいな人
- 資格や技術習得が目的になっていないか
入校させて後悔した例
- 内容に満足できず、授業を妨害した
- 面接で見抜けず、趣味レベルで仕事のつなぎだった
職業訓練で不合格になった場合
不合格でも落ち込む必要はありません。
面接官も5-10分の面接でその人の本質を見抜けないからです。
実際、私の学校のように合格を出して授業崩壊するパターンもありえます。
なので、不合格になっても自分には向いていないからというわけでは決してありません。
友人の訓練校では職歴が素晴らしく、うちの学校で学ぶよりすぐに就職口が見つかるのではないか。
だから他のできない人を合格させてあげようという意見もあるそうです。
職業訓練の面接がボロボロだった話で詳しく解説していますが、実力不足で不合格でないケースもあります。
職業訓練に不合格になったらすぐに行動すべき重要なこと
不合格になった場合、不合格が決定した後に別の訓練校へ受験することができます。
タイミングによっては、次の月に開校する似たコースの受験が可能になる場合があります。
合否の通知が来たタイミングは学校によって違うので注意が必要です。
不合格になった場合の2つの対処法を解説します。
ハローワークに相談し別の学校を斡旋してもらう
不合格になった場合は、すぐにハローワークに相談すること。
不合格になった場合、別の学校に似たコースがあれば受けることが可能です。
1カ月先に同じコースが開校される場合、就職活動を続けながらもう一度受けることも可能です。
独学で勉強する
独学でも職業訓練並みに質の高い授業を受けられるのがUdemy。
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プログラマー・Webデザイナー向け!Udemyおすすめポイント
- Webデザインの知識
- プログラミング言語の習得
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就職する場合に、ポートフォリオ作りにも役立つのでぜひ活用しましょう。
職業訓練に受かりやすい人の年齢や特徴を先生に聞いた!合格するコツまとめ
職業訓練の倍率や学校によって合格基準はさまざまです。
注意したいのは定員割れでも全員が必ず合格するわけではありません。
職業訓練に適した人物ではない場合、不合格になる場合もあります。
その点を踏まえて、職業訓練の面接対策、書類対策をしっかりしておきましょう。